砂の城。
上司が異動となった。動揺はない。最も自分が冷酷だと思える瞬間だ。その言葉が告げられた瞬間も、冷静に他のスタッフの表情を伺った。それでも複雑な心境だ。何度か喧嘩したりもしたが、こんな自分をよく面倒を見てくれたと思う。これから新たな上司の旗を立て、そして体制も新たに再構築する。しかし、実質を作るのは我々だ。
デジタルという響きに憧れるアナログ派。製品カタログを眺めては、財布の札を数える日々。何度も迫りくる衝動買いの危機から身を守りながら、ご利用は計画的にカードでサイン。 No Music! No Gadget! No Life!!!