ワーキングチェア導入記【検討編】

多機能ワーキングチェアの代表格にハーマンミラー「アーロンチェア」がある。初めて座ったのが10年ぐらい前。まるで雲の上のような(もちろん雲の上に座ったことはないが)フワフワとした感覚は衝撃的だった。値段も超高級で、いつか買いたい椅子の筆頭となった。いよいよその時が来たか。

しかし、さすがに唯一無二の時代は長く続かない。他社も追随してきた。ということで、いくつか気になる椅子を試して見るべく、IDC大塚家具(横浜みなとみらい)へ向かった。

展示されていたのはハーマンミラー「アーロンチェア」「ミラチェア」「セラチェア」とオカムラの「コンテッサ」「バロン」、イトーキ「スピーナ」、エルゴヒューマン等といったところ。

気になったのは「セラチェア」だ。実際に座ってみると、やや固めのしっかりとした座り心地で好印象だった。リラックスするという点においてはやや不満が残るが、リクライニング機能に重きを置いたものとは一線を画し、腰回りをしっかりサポートしている、他の方のレビューにもあったが「吸い付く感じ」があるのだ。確かに固さは気になるが、座面はクッションでも敷けばいい。

「アーロンチェア」は毎度の座り心地だ。独特の浮遊感はある。しかしやや過剰かも知れない。さらにフレームが当たる感じがやや気になる。当方「ミラチェア」とオカムラ「コンテッサ」はしっくりこなかった。一方、オカムラの「バロン」はなかなか良かったのだが、感動が薄かった。乱暴に言えば、実家で使っているレメックスの「ナップチェア」をより豪華にした感じなのだ。

一つずつ座り心地を試すが、一長一短。財布との相談ということもあり、消去法で選ぶ。ただ、ここで即決は出来ないので判断は持ち帰ることにした。果たして。

【補足】座り心地は人それぞれ違うゆえ、試座をお勧めする。

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